中部飲食料新聞社 注目のトピックス
注目のトピックス
【中部のバレンタイン商戦に注目】
2023年02月15日
チョコレートの大きな需要期であるバレンタインデーに合わせ、量販各社はチョコレートの強化。特に店舗の大きいGMSや催事の核となる百貨店の取組みは力が入った。ジェイアール名古屋タカシマヤは特に力を入れており、今年も人気の「2023アムール・デュ・ショコラ」を1月19日~2月14日の期間に開催、連日多くの人が来場し盛況となった。国内外の有力チョコレートブランドが一堂に集結する大型イベントは今回で23回目を迎える。今回はテーマに『喜びはじけるショコラパーク』を掲げ、初登場約15ブランドを含む約150ブランドが揃い、限定商品約100種類を含む約2500種類を販売。前年実績の売上二四億円、来場客数55万人以上を目指している。名物のランキングは従来の売上順から来店客参加型に刷新し、来店客の選ぶ「推しブランド投票数」と「売上」を点数化して合算したものとした。同社広報は「多くの人が来場し盛況となって嬉しい。ランキングを変更したのはお客様の〝推し〟を取り入れて一緒に楽しむスタイルとしたいとの想いからであり、従来のランキングでは入りにくかったブランドも応援しやすくすることで、より平等により楽しいスタイルとした」と狙いを述べた。
タカシマヤの会場では各ブランドが看板商品や趣向を凝らした商品やこだわりの商品を展開。なかでもゴディバは西尾抹茶を使用した同店限定の4種のトリュフ、先行販売となる抹茶カステラを販売。ヤニック・シュヴォローシェフは「良い素材と良い素材を合わせると美味しいショコラが生まれるので、日本で20年以上に亘り仕事をしているなかでショコラにマッチする食材を探し続けている。日本には多くの抹茶ブランドがあるが、西尾の抹茶は特別な味や風味があり選択した。4種類の抹茶をピックしそれぞれに合わせた限定トリュフを仕上げた」とコメントした。
名古屋三越はバレンタインに合わせて活発な商戦を展開し、好反応を得た。同店では例年、〝チョコレートの本場〟と言われるフランスからの直輸入ショコラが高い人気を集めている。今回は混雑緩和のためラシック1階をメイン会場として直輸入の9ブランドを中心に魅力的なチョコレートを2月3日より販売を開始。2月8日からは名古屋観光ホテルのスイーツの販売を実施した。さらに栄店の催事スペースでも有名ブランドの期間限定出店を行い、既存ショップでもバレンタイン期間限定の商品を展開するなど活発な展開を実施。また、チョコレート以外でもこだわりの果物や酒類、調味料、銘菓などを各コーナーで多様な提案を行い、バレンタイン商戦を盛り上げて相乗効果を発揮した。
2月3日のメイン会場のオープンには約120人が並び注目の高さを示した。同社広報は「メイン会場でのフランス直輸入ショコラの販売は、名古屋独自のイベントとして今回が2回目であるが、お客様から非常に好評を得ている。生活者のバレンタインに対する関心は高く、関連した企画も含めて好評を得ている」とコメントした。
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