中部飲食料新聞社 注目のトピックス
注目のトピックス
【中部のチョコレート催事に注目】
2020年1月31日
バレンタインを目前にしてチョコレートが最大の需要期に入っている。特に中部エリアはジェイアール名古屋タカシマヤでのチョコレート催事が日本最大ということもあり、百貨店での展開が強固な支持を集めている。バレンタインに伴うチョコレート需要であるが、近年は義理チョコに代表される儀礼用途の需要が落ち込む一方、自分へのご褒美や家族で楽しむチョコは需要が大きく伸びている。特に自分用のチョコレートは女性を中心に高い伸びを示し、有名ブランドやシェフ監修のこだわりのチョコレートが人気となっている。
ジェイアール名古屋タカシマヤの「2020アムール・デュ・ショコラ」は日本最大の売上・規模を誇る一大イベントとなり、中部のチョコレートイベントを象徴する存在となっている。今年で20回目を迎え、昨年の売上高が二七億円以上、来場者が90万人以上となる人気イベント。今回は同店の開店20周年記念となり計5フロアと過去最大規模で開催。約150ブランドから新作や限定品など約2500種類以上の商品を展開する。同店のイベントが大きく拡大している背景として、同店は全国の百貨店に先駆けて催会場でバレンタイン催事を開催したことにあり、若い女性社員が中心となった運営や冷蔵ケースの大量調達、限定商品の充実、売上ランキング、人気シェフの来場などの施策が功を奏して日本一のチョコレートイベントとなった。今回も人気店が多数出店し様々な商品を展開。こだわりの高質商品が並ぶほか、限定品や地元東海をテーマにした商品など多彩な品揃えとなり、人気シェフと会える特別性もあり多くの来場者で連日賑わっている。
名古屋三越栄店の「サロン・デュ・ショコラ」は、本場フランス・パリのチョコレート文化を伝えることを重視。フランスを中心とした世界のトップシェフによるチョコレートを一堂に集め、優れた商品を多数取り揃える。人気シェフのこだわりチョコのほか、恵那寿屋やのマロンペーストを使った「メゾン ショーダン」の〈パヴェ オ マロン〉、愛知県の酒蔵の勲碧酒造とコラボした「ロイスダール」の〈クリーミーショコラなど地域性のある商品など独自性のある商品も揃え、オープン直後から行列の出来るブースも少なくなく、「ゆっくりとブースを見て回ることが出来るので、買い物がしやすい」などの声も聞かれた。
なお、各店舗とも会期が長期化する傾向にあり、中だるみを防ぐために期間限定商品や会場限定商品、後期から登場するブランド、各種イベントなどで活性化を図っている。
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