中部飲食料新聞社 注目のトピックス
注目のトピックス
【買い物かご除菌装置に注目】
2021年01月07日
イオンリテールは、買物かご除菌装置「ジョキンザウルス」を、イオン熱田店(名古屋市熱田区)を含むイオン、イオンスタイル12店舗に先行導入した。同装置はイオンリテールとニューネクストが共同で企画・開発。電話ボックスサイズの装置に買物かごをセットすると、買物かご1つずつに紫外線を照射し短時間で持ち手の裏側まで除菌する。除菌能力は1回12分で60個処理し1時間では300個処理する。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、量販店では換気や空気浄化、買物かごやカートの取っ手、サッカー台、エレベーターのボタンなどの拭き上げ、消毒清掃時の除菌など様々な取組みを行っている。そのなかで買物かごは使用の度に従業員が拭き上げており、使用頻度が高いことから作業負荷が課題となっていた。同社は除菌性能が高い同装置を導入することで防疫対策を強化するとともに買物かごの除菌作業の省力化を目指す。
12月3日に熱田店で同装置の披露が行われ、イオンリテール東海カンパニー・木村英二人事総務部長、ニューネクスト・松岡俊秀代表取締役会長が概要説明や質疑応答を行った。木村部長は「当社はお客様の健康と安全のため防疫プロトコルを作成しタッチポイントの消毒など様々な取組みを行っている。利用頻度の高い買物かごの消毒は需要であり、店舗によっては1日1万個を消毒しており作業負荷が大きい。今回の導入する『ジョキンザウルス』で作業負荷を軽減するとともに、中が見えるためお客様にも安心してもらいたい」と述べた。松岡会長は「イオンから5月に買物かごの除菌装置の依頼を受け、製作を進めて完成した。紫外線で確実に除菌を行い、主要部分は99・97%除菌する」と説明した。
量販店にとって買い物かごの除菌は大きな手間であり、現場の店員やパートなどの従業員の小さくない負担となっている。また、来店客にとっては感染症を懸念するうえで不安となっている。それを”目に見える”形で自動で処理できるのは現場の従業員にとって作業軽減となり、来店客にとっても安心となり双方に大きな効果となる。サイズも電話ボックスほどで大きくなく、電力消費も控え目であるのでメリットは大きいだろう。
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