食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙「中部飲食料新聞」を発行

中部飲食料新聞
「中部飲食料新聞」は食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙です。
密度の高い中部地区最強の飲料・食品・醸造業界の媒体であるとともに、近年は組織小売業と外食チェーンの全国拡大に伴い、関東圏や関西圏での購読が増加しています。
また、地元業界団体や協同組合の事務局を務め、地域食品流通の円滑な運営にも貢献しています。
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最新情報
【アサヒ飲料「カルピスじゃぐちの実証実験」】
7月7日に誕生日を迎えた「カルピス」。アサヒ飲料は〝蛇口をひねると「カルピス」がそのまま飲める〟機材『カルピスじゃぐち』の実証実験を、三重県多気郡多気町のホテルヴィソンでウェルカムドリンクとして7月1日から提供(フリー)を開始している。同社は「社会の新たな価値を創造し、我々の『つなげる力』で発展させ、いちばん信頼される企業」をビジョンに掲げ、「100年のワクワクと笑顔を。」を社会との約束として掲げる。「22年からは新規事業をやってみたいと考える社員が主体的にチャレンジすることができる入口として、新規ビジネス創造プラットフォーム『TAMAGO ACTION!』を開始し、今回の取組みもこの一環となる」(未来創造本部 CSV戦略部・三浦正博長部長)。「カルピスじゃぐち」は、蛇口からそのままカルピスが楽しめるサービス。「誰もが夢にみた『蛇口からカルピスが出てくればいいな』を実現し、多くの人がワクワク、笑顔になる体験と時間を提供する。設置先には、お客さま満足度の向上や口コミ、レビュー、お客さまには非日常な体験やみんなで一緒に楽しむ時間の体験・提供が期待される。サーバー事業の融合と濃縮飲料・香料等の掛け合わせにより、Ready to Drinkuでは実現できない体験価値を創出していく………
【サントリー「大阪工場でスピリッツ・リキュール・ジンの取組強化」】
サントリーは、『サントリー大阪工場』(大阪市港区)の取材会を6月26日に開催。新しく稼働した「スピリッツ・リキュール工房」と「サントリージン」戦略を説明している。『サントリー大阪工場』は、創業者である鳥井信治郎氏が〝国産の洋酒づくり〟のために、水陸運輸が発達し原料調達と製品出荷に適した大阪築港エリアに建設し、1919年に操業を開始した同社で最も歴史のある工場。操業当時は1907年に発売し大ヒットした「赤玉ポートワイン」(現「赤玉スイートワイン」)を製造し、1936年に同社初のジン「ヘルメス ドライジン」の生産を開始して以降は多くのスピリッツ・リキュールの商品を生み出している。現在は、ジンに代表される蒸留酒や梅酒などの浸漬酒を製造する設備を備え、それらの原料酒をブレンドして瓶詰めするボトリングラインを持ち、西日本に瓶製品を供給。また、「-196」などRTD缶向けのベーススピリッツを製造している。本格スピリッツ・リキュールの開発・生産一体型拠点として多彩な厳選素材を熟練のブレンド技術で掛け合わせ、多種多様な酒類開発・生産が可能。24~26年にかけて『大阪工場』に六五億円を投じて〝つくる〟〝伝える〟場として設備を建設……
【ミツカン「中埜社長が石井アナと対談」】
ミツカンは、ミツカンホールディングスの中埜裕子社長と、情報番組などの司会を務める石井亮次アナウンサーの特別対談イベントを6月24日に名古屋市内で開催。 「石井が直撃!ここだけの話」と題した今回の企画では、石井アナが学ぶべき相手として中埜社長に様々な質問を投げかけ、同社の商品のことやこれまで失敗した事業、長年愛され続ける理由など、一問一答の〝ここだけの話〟を引き出した。――誕生から60年以上の「味ぽん」の大ヒットの秘密とは?発売当初、家庭用ぽん酢は一般的でなく、関東では水炊き鍋の文化がなかったため売れなかった。そこで1967年当時の営業担当者が、毎日早朝から「屋台カー」で東京・築地の卸売市場に行き、仕入れに来ている小売業者に水炊き鍋を「味ぽん」とともに振舞ったことがきっかけとなる。鍋シーズンが終わると売行きが止まりましたが、四国・九州では餃子や焼肉などに使われていることをヒントに通年利用をPR………
【コカ・コーラ「やかんの麦茶新CM」】
コカ・コーラシステムは、やかんで煮出したような本格的な麦茶の味わいが特徴の「やかんの麦茶 from 爽健美茶」の夏のキャンペーンを6月30日より開始している。「やかんの麦茶」は今春より国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」とタッグを組み、同アニメ初となる実写化ショートムービー「もうひとつのクレヨンしんちゃん やかんの家族だゾ!」を制作。同ショートムービーはコカ・コーラ公式YouTubeと「やかんの麦茶」公式Instagramで順次公開され、これまで配信された第1話から第5話の総視聴回数は1200万回を突破するなど、国内外で多くの注目を集めている。6月25日からは大人になったしんのすけの妹・ひまわり(畑芽育)が初登場する第6話の配信を開始。また、ショートムービーの告知動画を新CM「お久しぶりの春日部だゾ!」篇として6月30日より投下……
【国分中部「秋冬商品展示会開催」】
国分中部は、「2025年秋冬商品展示会」を6月24日に名古屋市内で開催した。〝未来を創る、食の想像力〟をテーマに、223社(加工食品145社、酒類36社、低温23社、菓子11社、フードサービス5社、地域共創3社)のメーカー各社が出展して、このうち30社が新規出展。アイテム数は約4200SKUを揃えた。取引先など関係各社の760名が来場している。展示会場入口の【企画コーナー】は、食の市場動向やトレンドをパネルで紹介。レトロブームに絡めた〝昭和100年〟、味覚だけでなく食感・香り・外見など体験価値の高い〝五感消費〟、特定の味覚を追求する〝甘活(あまかつ)〟〝辛活(からかつ)〟の各企画では商品も展示した。また、食品値上げによる購買変化や東海・北陸各県の消費傾向を説明し、時間消費を楽しむ〝プロパ(プロセスパフォーマンス)〟や、韓国経由の食流行〝K―フィルター〟などの9つのトレンドを提案した。福井稔社長は開会にあたり、「国分グループと当社は地域密着、地域創生の活動を強化しており、今回も静岡県の御殿場市と熱海市、三重県の松坂市と多気町、福井県の高浜町と美浜町の各自治体などにも出展を頂いている。当社は今年、〝創造・想像〟をキーワードにしている。展示会を通じて〝創造・想像〟につながるような提案の場にしていきたい……
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