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『お好み焼提案会』でトレンド発信
2018年06月14日
オタフクソースは、お好み焼店などの飲食業を対象とした「お好み焼提案会」を6月6日に大阪市内で開催。同会場では、お好み焼、焼そば、たこ焼の鉄板メニューで新たなトレンドを発信した。お酒を飲む女性が7割以上に増えたことに着目した〝女性向け〟メニュー提案コーナーでは、ワインに合うチーズを使った鉄板料理を紹介。加熱するとよく伸びて香りが立ち、お好み焼との相性も抜群のデンマーク産「マリボーチーズ」を使った『とろリッチお好み』や、2017年の食のトレンド大賞「チーズダッカルビ」をアレンジした鉄板料理が並ぶ。濃厚な海老の風味とイタリアチーズの王様と呼ばれるこだわりチーズを使った『海老クリーム焼そば~パルミジャーノ・レッジャーノ仕立て~』も好評だった。女性に受け入れられやすいおしゃれな見た目や、こだわった食材を使ったプチ贅沢さ、女子会などでのシェアしやすさ、これらをテーマとした鉄板メニューが提案されていた。
最近、飲食店の料理の写真をインスタグラムなどのSNSに投稿する人が増えていることから、〝SNS映え〟を狙った鉄板メニューも紹介。メレンゲの真ん中に卵の黄身を落とした「エッグインクラウド」を乗せたお好み焼『白い豚玉』は立体感のあるお好み焼だ。いま流行の黒ブームに乗った黒いたこ焼『たこ焼black』は意外性をアピール。肉の存在感を出して盛り付けた『肉横たわるとんこつ焼そば』は色彩美にこだわっていた。今のところ、これらの見た目にインパクトがある鉄板料理を提供する飲食店は少ないものの、最近のトレンドを反映したメニューとしてこれからは注目を集めそうだ。
会場にはトレンド情報に合ったメニューを提案するコーナーも展開していた。ここでは長方形の形状のお好み焼にスティックをつけて、片手で食べられテイクアウトもしやすい『パリパリスティックモダン』を提案。同メニューは東京オリンピックに向けて拡大が予想される外国人観光客のインバウンド需要も狙っており、これが流行れば日本各地の観光地や祭り、サービスエリアなどにおける食べ歩きの定番のメニューとなるかも知れない。また、第4次焼そばブームと言われている昨今、近年増えている焼そば専門店の傾向を再現した『スパイシー焼そば』は、ウスター感のキレのあるソースと香辛料の辛さがポイントとなっている。
なお、健康な食生活にはごはんやパンなどの主食、肉・魚・卵などの主菜、野菜などの副菜をバランスよく食べることが必要とされている。高カロリー、高糖質と思われがちのお好み焼だが、実は主食、主菜、副菜を一枚に凝縮して栄養価の高い食生活をサポートするヘルシーな『ワンプレート』メニューである。
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