食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙「中部飲食料新聞」を発行

中部飲食料新聞
「中部飲食料新聞」は食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙です。
密度の高い中部地区最強の飲料・食品・醸造業界の媒体であるとともに、近年は組織小売業と外食チェーンの全国拡大に伴い、関東圏や関西圏での購読が増加しています。
また、地元業界団体や協同組合の事務局を務め、地域食品流通の円滑な運営にも貢献しています。
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最新情報
【コカ・コーラ「ジョージア史上最大規模のブランド刷新」】
コカ・コーラシステムは、「ジョージア」ブランドについて〝ジョージア史上最大規模のブランド刷新〟を実施。3月15日に都内で戦略発表会を開催した。今回、ブランドロゴを14年ぶりに刷新するほか、新商品の投入や新たなコミュニケーション活動を3月20日から開始した。発表会で日本コカ・コーラのホルヘ・ガルドゥニョ社長は「これまで様々な斬新な取組みを行ってきた『ジョージア』ブランドは、再びRTDでゲームチェンジを起こす。新しい『ジョージア』の〝五感を刺激するコーヒー体験〟を通じて消費者からの共感獲得を図る。コロナ禍を経て生活スタイルが変化するなか、コーヒーの飲用目的やシーンが多様化。新たな時代に即した魅力ある取組みで、これまでのビジネスパーソンに向けたマーケティングに加え、Z世代や女性層など、より多くの幅広い人々を潤し、前向きな気分になってもらうよう各種施策を展開する」と述べた。RTDコーヒーの購入金額指数を見ると、40代の97、30代の77に比べ、20代後半が55、20代前半が36と若い層で低いものとなる。また女性層も低い数値となっているという。「若い世代、女性層はカフェでコーヒーを楽しむなど日頃コーヒーからコーヒーには親しみがある。業界のリーディングブランドである『ジョージア』としてはさらなる成長を図る上で既存ユーザーを維持しつつ、若年層や女性層の誘引は重要なテーマとなる。働く人のコーヒーから、より多くの人のコーヒーブランドを目指した新たな施策を実施。RTDコーヒーの需要開拓や市場全体の活性化を目指す」(朴英俊コーヒー事業部部長)。〈ブランドロゴ〉は、内側から輝く・前向きをイメージする黄色をベースにした新デザインに変更。統一性のあるマスターブランド施策を進めることから、〈製品ラインナップ〉は第一弾として、PETボトルの「ジャパンクラフトマン」「ラテニスタ」「ショット&ブレイク」から進化し統一性を持たせたデザインで「ジョージア THE ブラック」「同ラテ」「同微糖」「同ゼロ」(各500?PET)、小容量でも満足のできる深く甘い贅沢な味わいのデザート感覚の「ジョージア キャラメルアフォガート ラテ」「ジョージア ビターショコラ ラテ」の計●品を3月20日に新発売した。〈新コミュニケーション活動〉は、新TVCM「毎日って、けっこうドラマだ。」篇を3月21日から投下。若年層や女性層をはじめ幅広い世代から支持される米津玄師の新曲「LADY」に乗り、様々な登場人物のコーヒーシーンを通じて「ジョージア」が全ての………
【中部メイカン「春季展示会を名古屋で開催」】
中部メイカンは、「春季展示会」を3月15日に名古屋市内で開催。今回はメーカー158社(ドライ122社、チルド22社、酒類14社)が出展して、このうち12社が新規出展。取引先などの関係各社300名が会場を訪れている。【新時代の食と健康を考える】をテーマに会場では、春夏新商品や注力商材を提案する出展メーカー各社のブースを中心に、〝トレンド商店街〟と題した同社独自の企画も各種展開。ご当地企画では地元・岐阜県の「白川茶」「ほうばみそ」「鶏ちゃんみそ」「トマトジュース」をはじめ、愛知県の調味料、乾麺、レトルト食品、海苔、パン粉などを提案。放送中の大河ドラマに合わせて、徳川家康ゆかりの八丁味噌や岡崎市の銘菓なども紹介し、人気の高い北海道産の各種商品も陳列していた。そして、春夏需要期に向けて全国の乾麺を幅広く並べて、関連するまぜ麺商品も提案。凍結できる飲料や酒類などや、さっぱりと食べられるレモン関連商品も訴求する。また、健康関連食品として、低脂質・高たんぱく質、飲用酢、寒天、あま酒、ぬか漬などを紹介し、関連販売向け販売什器を集めた〝ディスプレイグッズ大集合!〟コーナーも設けた。このほか今回初めて〝昆虫食コーナー〟を設けており、コオロギチップス、タガメサイダーなどを提案。昨今、SDGsや食料資源難などの意識が高まるなかで注目を集めていた。小寺仁康社長は23年3月期業績を「主要取引先の売上減を他企業の帳合獲得でリカバリーしきれず微減収となる。営業利益は採算改善を地道に行い0.1ポイント改善。経常利益に関しては前期に外食事業の休業補償三四〇〇万円があり、その反動で減益となった」と振り返った。なお、運輸事業は物流最適化に向けて、現在委託している4路線の自社化を進め……
【宝酒造「辛口ゼロボールを松岡修造がPR」】
宝酒造は、好調な販売を示すノンアルコールのタカラ「辛口ゼロボール」の新広告キャラクターに松岡修三を起用、「待っていたのは、この辛口」をキービジュアルに3月13日からTVCMを投下している。タカラ「辛口ゼロボール」はノンアルコールなのに下町の大衆酒場で愛される元祖〝焼酎ハイボール〟のようなキレのある辛口の味わいや、タカラ「焼酎ハイボール」エキスによる飲みごたえとお酒感を実現。さらに糖質ゼロ、カロリーゼロ、プリン体ゼロ、甘味料ゼロとした機能価値も大きな特徴。3月13日に都内で行われた会見で、清水隆広商品第三部長は「22年のノンアルコール市場は前年比15%増と伸長を継続。特にノンアルコールのチューハイは39%増と大きく拡大している。この状況下で昨年10月に新発売した『タカラ辛口ゼロボール』は味わいや機能価値が評価され、発売以降多くの人に愛飲頂いている」と説明。続いて松岡修造が登壇し「『こういう商品を待っていた!』と言われるよう、すでに飲んでいる人はもちろん、まだ飲んでいない人に飲んでもらえるよう応援団長としてしっかりPRしていきたい」と述べた。新コミュニケーションはTVCMなど広告展開のほか5月7日までTwitterキャンペーンなどを実施。Twitterキャンペーンは公式アカウントでのフォローやRTで応募。A賞として30名に松岡修造サイン入り「まいにち修三 日めくりカレンダー」および「辛口ゼロボール」350?×6本セット、B賞として同品1ケースが168名に当た……
【名古屋三越「ラシックにアコメヤ開店」】
名古屋三越の名古屋ラシックに『AKOMEYA TOKYO』の中部エリア初の直営店「AKOMEYA TOKYO 名古屋ラシック」が3月16日にオープンした。『AKOMEYA TOKYO』は〝1杯の炊き立てのごはんを中心に広がるおいしい輪〟をコンセプトに、厳選した米と相性の良い食品、食器・調理器具などを扱い、関東11店舗、関西1店舗を展開し、中部エリアの出店は初。店内には産地からこだわり抜いた米を各種揃え、その場で精米する量り売り、真空パックでの販売など多様なスタイルで販売。米と相性の良い食品のふりかけや梅干、ごまなども展開。チルドケースを設け清酒などの要冷商品も販売する。ライフスタイル提案として食器や調理機器、米由来の化粧品なども揃える。開店に際して『AKOMEYA TOKYO』の山本浩丈社長は「日本の食の中心は米であり、米から広がる美味しい輪を作りたい。店では循環型の社会を目指し、食のカタリスト(触媒・語り部)となり商品の背景やストーリーをお客様に伝えたい。当社店舗のロイヤルカスタマーは食のオピニオンリーダーが多く応援商品の購入意欲が高く、それに応える商品を提案したい」とコメント。名古屋ラシックの磯部信一郎店長は「コロナ禍のなかで生活者の行動や嗜好は大きく変化し、さらに栄エリアも居住者が増えるなど大きく変化している。これを受けてラシックは従来のオンリーワンやユニーク、旬に、新たに高感度と上質を加えて店作りを強化。それを示すのが今回オープンする……
【永井商店「春季展示会が盛況」】
永井商店は3月15日、高山市内で「令和5年 春季展示会」を開催、151社が出展し、約320名が来場した。会場内はドライ食品、日配・惣菜・業務用品、菓子に加え、永井商店並びに三井食品のコーナーも展開。さらに各社の春夏新商品も多数紹介。またイベントコーナーでは防災、プラントベースフード、韓国フード、お酒・おつまみなどを提案した。山中直樹社長は「今展示会は〝明日(みらい)をつくる 食生活の創造〟をテーマに開催、新しい生活スタイルのなかで様々な食の力でより良い未来を創ることを目的とした。加工食品・菓子・日配・業務用などを揃え、特にプラントベースやミールキットなどの提案を強化している。当社の地元、高山市は観光客数が19年に過去最高の473万人を記録したが、コロナ禍により大幅に減少し21年は195万人と半数以下まで減少。しかし22年は309万人まで回復し、25年には500万人の達成を目指している。こうした観光需要も取り込みさらなる成長につなげていきたい」と挨拶。直近の実績を「22年度(22年4月~23年2月)は計画比、前年比ともクリアで推移しており、食品・菓子・日配・業務用全てのカテゴリーで前年を上回る……
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