食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙「中部飲食料新聞」を発行

中部飲食料新聞
「中部飲食料新聞」は食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙です。
密度の高い中部地区最強の飲料・食品・醸造業界の媒体であるとともに、近年は組織小売業と外食チェーンの全国拡大に伴い、関東圏や関西圏での購読が増加しています。
また、地元業界団体や協同組合の事務局を務め、地域食品流通の円滑な運営にも貢献しています。
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最新情報
【国内トレンド「国産水産物の消費促進」】
日本の水産物の消費を盛り上げる動きが活発だ。中国の日本産水産物の「輸入禁止措置により日本の水産物の販路に大きな影響が生じている。この状況を受けて農林水産省が先頭に立って風評被害の払拭とともに国内での国産水産物の消費拡大を訴えている。取組みの一例としてX(Twitter)で「♯食べるぜニッポン」のタグとともに国産水産物の写真を投稿する企画を実施、大反響となって生活者の関心の高さを示した。民間においても小売店店頭では国産水産物が積極的に展開され、居酒屋などでもメニューが増加するなど動きが活発となる。東海エリアでの代表的な動きとして、イオンリテール東海カンパニーでは9月21日にイオン熱田店(名古屋市熱田区)で「食べて応援!北海道産」として北海道産のホタテを大きく取り扱い、試食販売を実施。さらに愛知県・大村秀章知事が来店し試食を行い、美味しさや安全性をPRし盛り上げた。大村知事は「鮮度が良く非常に美味しいホタテである。イオンに水産物の展開強化をお願いしている。ALPS処理水は科学的に安全性が証明され、検査も徹底している。日本の水産物は安全で美味しいのでどんどん食べて欲しい」とコメント。東海カンパニーの石河康明執行役員支社長は「国産水産物の消費拡大に向けた協力要請があり、当社として全面的に協力しホタテをメインにお客様に強くアピール………
【秋田屋「総合展示会を開催」】
秋田屋は、総合展示会『秋田屋グループ展示商談会2023』を9月6日に開催。ビール類、清酒、焼酎、輸入ワイン、国産ワイン、リキュール、洋酒、食品などのメーカー約300社が出展して、関係各社の多数の来場者があった。今回のテーマは、【THE ―基本のホンキ―】と題し、出展メーカー各社の基礎になる部分と、基本の考え方に注目しており、定番商品に焦点を当てて紹介。コロナ禍に翻弄された3年間で、商品スタイルや人気ジャンル、味わい、サイズまでトレンドが目まぐるしく変わった。より良い物を再認識し、それぞれの原点を知ってもらう原点回帰の想いを込めている。メーカー各社の出展ブースでは、強調を示す意味や特定の1つしかないものの限定詞として【THE】と題した定番商品を訴求。「上撰 ワンカップ大関」、「白川郷 純米にごり酒」、「キッコーミヤ焼酎 キンミヤパック」、「田苑 金ラベル」、「サッポロ生ビール 黒ラベル」、「レッドブル エナジードリンク」、「K&K コンビーフ」などの誰もが知る定番商品に焦点を当てて提案していた。会場では展示商談会限定酒である清酒8アイテムを数量限定で出品したほか、流通限定酒のクラフトビールと焼酎も提案。同社のオリジナルプレミアムウイスキーも販売して、来場者から注目を……
【サントリー「白州蒸溜所リニューアル」】
サントリーはサントリー白州蒸溜所(山梨県北杜市白州町)をリニューアルし、10月2日より一般公開している。今年、サントリーは創業者・鳥井信治郎氏が山崎の地でウイスキーづくりをはじめて100周年を迎える。1923年にウイスキーづくりへの挑戦をスタートしてから、同社では絶え間なく「ウイスキー文化の創造・発展」「美味品質」に取組み、ウイスキーの様々な魅力を発信するとともに品質向上や蒸溜所の魅力の訴求を目的に施設改修などを実施している。今回は「日本の自然・風土に育まれ、つくり手の技により仕上げられる、日本人ならではの繊細なウイスキーづくり」や、ものづくりの現場である「蒸溜所の魅力」を、より一層体感できる施設としてのリニューアルとなった。白州蒸溜所は1973年に竣工し今年で50周年を迎える。豊かな森に囲まれたその立地条件から〝森の蒸溜所〟とも呼ばれ、南アルプス甲斐駒ヶ岳のふもと、広大な自然に囲まれた場所で、水や気候などの自然条件だけでなく、発酵槽や蒸留所や蒸溜釜など施設の違いから、山崎蒸溜所とは個性の異なる原酒を生み出し続けている。またサントリーグループの企業理念である「人と自然と響きあい、豊かな生活文化を創造し、「人間の生命(いのち)の輝き」をめざす。」ことを体現する蒸留所として、敷地内にバードサンクチュアリを有し、竣工当時から愛鳥活動などの取組みを行っている。今回のリニューアルでは白州蒸溜所ならではの魅力をより体感できる新たな施設展示や見学ツアーを展開……
【味の素冷凍食品「『ギョーザ』の取組み活発」】
味の素冷凍食品は、吉本興業、同ホールディングス、よしもと芸人との各種取組みを展開、情報発信に努めている。9月8日にはかまいたちが出演する同社の「ギョーザ」のおいしさを紹介したWeb動画をかまいたちのYouTubeチャンネルで公開。「ギョーザパーティをしよう!!」という企画テーマで、こだわりの国産キャベツや豚肉など実際にギョーザに使用している素材に触れるほか、ギョーザ6種類を試食。おいしさの裏に全国の農家の人々の協力があることやおいしさの秘密などを楽しく紹介した。9月10日、17日には、同社国内工場における脱フロンへの挑戦を描いた南海キャンディーズの山崎静代や山里亮太などが出演したドラマ「青空との約束~味の素冷凍食品の果てなき挑戦~」を制作し、BSよしもとで放映した。同社は今年から同社の独自価値とする「おいしさナンバー1」「楽しさ」「健康・栄養」「環境への配慮」を生活者により分かりやすく伝えることを目的に動画コンテンツ制作やイベントを実施している。今回のドラマでは、姑に好物のギョーザを振る舞うために人生初のギョーザ作りに挑む新婚妻の奮闘を描くホームドラマと、フロンガスを使わないフリーザーを工場に取り入れるために同社が奔走した20年の歴史を描いた企業ドラマを〝二重〟で楽しめる内容に仕上げた。放送記念トークイベントで味の素冷凍食品の寺本博之社長は「20年も前に脱フロンという大きな決断をした……
【キユーピー「西尾市と創業者が縁で協定締結」】
キユーピーは、創業者の中島董一郎氏の出身地である愛知県西尾市との間で包括的連携協定を締結、9月8日には西尾市役所で包括連携協定締結式が行われた。今回の協定では①食育の推進による健康づくり②地場産品を活用した食提案③SDGsの推進④中島董一郎氏の啓発サポート⑤その他、同協定の目的を達成するために必要な事項の5項目での包括的協定を締結。双方の資源を有効に活用した協働の推進で、地域の様々な課題に迅速かつ的確に対応し、健康増進や地域の活性化を目指す。締結式で西尾市の中村健市長は「西尾市は製造業の盛んな市で、県内有数の農業圏もある。今回の協定が農作物の消費推進や市民の健康増進に貢献できる事業になることを期待している。また、市民にキユーピーを身近に感じてもらえる機会にもしたい」と説明。キユーピー名古屋支店の山田秀春支店長は「本日はキユーピー創始者生誕の地である西尾市と包括的連携協定を締結することができ大変うれしく感じている。中島がマヨネーズを日本で初めて発売した背景には、栄養価の高い食品を提供することで、日本人の体格向上に貢献したいという強い思いがあった。この時代に健康な身体作りに求められる要素は当時とずいぶん変わりましたが、世界の食と健康に貢献するという当社の理念に変わりはなく、現在では〝サラダファースト〟という考えのもと、いつでも、美味しく、手軽に、たくさんの野菜を食べていただくための事業活動を行っている。西尾市の皆様と一緒に……
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