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中部飲食料新聞

「中部飲食料新聞」は食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙です。

最新号 密度の高い中部地区最強の飲料・食品・醸造業界の媒体であるとともに、近年は組織小売業と外食チェーンの全国拡大に伴い、関東圏や関西圏での購読が増加しています。
また、地元業界団体や協同組合の事務局を務め、地域食品流通の円滑な運営にも貢献しています。
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最新情報

【中部食料品問屋連盟「合同懇談会を開催」】

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中部食料品問屋連盟は11月18日、正会員・賛助会員合同懇談会」を名古屋観光ホテルで開催、正会員・賛助会員合わせて約200名が出席した。合同懇談会は永津嘉人会長の挨拶に始まり、日本加工食品卸協会・時岡肯平専務理事が『日本加工食品卸協会活動報告~「加工食品サプライチェーンの現状と課題」~』について、国内加工食品の流通の特徴、リードタイム延長など課題解決に向けた製配販3層の連携、商談業務・商品情報連携を支援する日食協商品情報連携標準化システム「N―Sikle」などを説明した。続いて与田剛氏(元中日ドラゴンズ監督、現NHKプロ野球解説者)を講師に「プロ野球選手と食」をテーマにした講演会が行われ、急成長した大学時代の食事や東海地方の食事の思い出、監督時代のチームに管理栄養士を雇い食事を改革したことなど食に関するエピソードを語った。また、記念撮影や質疑応答が行われた。懇親会は佐藤太一常任理事が「中食連は長い歴史のある団体であり、食品卸の団体として全国屈指の存在である。長く活動を続けている秘訣としては卸同士の結束の強さが挙げられ、卸のみならずメーカーとの関係も深い。引き続き結束を高め、連盟を盛り上げていきたい」と挨拶して始まり、カゴメ・伊藤一章名古屋支店長が「今年はメジャーリーグの日本人選手の活躍が印象的であり、スタジアムには日本のスポンサー企業の広告を目立った。野球では捕手が扇の要であり、中食連も同様にしっかりとした組織体制である。そしてサポートする我々賛助会員も一丸となって発展に貢献していきたい」と述べて乾杯の音頭をとった。活発な情報交換や親睦が図られた後、味の素・亀谷伸生名古屋支社長が「今年は特に夏の酷暑や昨年の地震特需の反動で厳しい状況であった。食品卸は人間の身体で例えると血流であり、栄養であるメーカーの商品を身体の隅々に届けている。血流が滞ると人の身体は大変なことになるので、今後も健康を維持して頂きたい」と中締めを行い………

【バロー「関東1号店に来店多数」】

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バローは、神奈川県初&関東エリア1号店で関東バローの旗艦店舗となる「スーパーマーケットバロー 横浜下永谷店」を11月21日にオープンした。同店は神奈川県横浜市港南区の住宅地のロードサイド店でヤマダ電機の居抜き出店。SM売場2041㎡、バックヤードは1339㎡、共有面積227㎡。11月28日にはダイソー、12月5日には西松屋がオープンし、26年2月上旬にはマツモトキヨシがオープンする予定。同社がこれまで他積み上げてきた鮮魚や精肉、パン等での様々な知見やノウハウを売場に反映。専門性と目的来店性を高め競合を飛び越え来店してもらえる「デスティネーション・ストア」を目指した。生鮮カテゴリーは「旬」「鮮度」「価値」にこだわり、食べておいしい価値ある食材を提供。 〝業者様大歓迎〟とした野菜・果物でのケース単位の販売を実施。さらに生フルーツを使用した店内調理の八百屋のフルーツデザートコーナーも大きく取った。鮮魚売場では〝頭から尻尾まで見える魚屋〟を掲げ、一尾まるごとの販売や対面販売など独自の売場展開を実施。こだわりの寿司類や各種惣菜類も充実の品揃えとなっていた。精肉売場では、質や品揃えにこだわり、オープン日には国内産黒毛和牛などで「半額」POPなども掲示、来場者の興味を引いていた。パン売場は「北欧?楽部」の自慢の店内手作り・焼き立てパンを多数展開し活況を呈していた。デリカ売場は店舗奥のスペースで展開。人気の飛騨牛コロッケ売場の前には行列ができていた。また味噌串カツをはじめ各種〝ナゴヤメシ〟惣菜類が多く販売されていたほか、関東の消費者を意識し和日配売場が大きく取られ……

【サントリー「ボジョレーヌーヴォー2025イベント」】

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サントリーは、『「ボジョレー ヌーヴォー2025」解禁&「ヌーヴォーウィーク」1日宣伝部長就任イベント』を11月20日に都内で開催した。今年の同社のボジョレー ヌーヴォー解禁イベントでは、若槻千夏を「ヌーヴォーウィーク1日宣伝部長」に迎え就任式を実施、今年の味わいや新ラベル、楽しみ方を紹介。さらに吉雄敬子ワイン本部長が今年のボジョレー ヌーヴォー商品や展開について「5のつく年は当たり年という言葉があるように、今年は非常に出来が良い。猛暑・少雨で凝縮されたぶどうの味わいが楽しめる。多彩なアイテムがあるなかで、今年はハーフボトルの展開に注力。流通からの反応も良く期待が大きい。ラベルについても今年より刷新、新しさを表現することで販売効果につなげる。なお、ラベルは今後、毎年刷新していく方針にある。価格はコスト悪化のなかであるが、当社とジョルジュ社の努力で維持しており、年に1度の楽しみを満喫して欲しい」とコメントした。宣伝部長に就任した若槻は「これまでボジョレー ヌーヴォーは祭りのイメージが強かったが、本場フランスでは親しい友人や家族で楽しむことが多く、日本でも週末などでゆっくりと楽しんで欲しい。特に直近の週末には11月22日の良い夫婦の日、11月24日の勤労感謝の日と大切な人と過ごす日であり、そのお供に用いて欲しい。アートラベルのデザインも良く、手土産に使いたい」と述べ、味わいについては「フルーティーですっごく飲みやすく、ワインに慣れていない人でも楽しみやすい。渋みが少なくジューシーであり、特に甘くなめらかなぶどうの風味が余韻として残る………

【竹本油脂「創業300周年記念パーティー」】

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竹本油脂は、「創業300周年記念パーティー」を名古屋市内で11月12日に開催した。取引先など関係各社の200名以上が招待され盛大な催しとなった。竹本元泰社長は開宴にあたり「当社は1725年(享保10年)に、初代・竹本長三郎が三河国御油にて搾油業を興したことにはじまり、当時は菜種や綿実から搾った灯明油を製造していた。文明開化とともに灯明油の需要が減少するなかで、7代目・竹本退助の時に食用ごま油に転換。1934年の関東大震災で社会が混乱するなかでも誠実な商いを貫いたことで信頼を得て販路を大きく拡大した。戦後の1945年には8代目・竹本坂蔵が竹本油脂株式会社を設立し、界面活性剤の製造に挑戦したことが化学品事業の礎となる。現在はごま関連食品をはじめ、繊維工業、土木・建築、電子・情報関連、農薬、合成樹脂・フィルムなど向けの化学品を事業展開。ごま関連食品事業では創業以来の伝統を守り、化学溶剤を使用せず圧力のみで搾る圧搾製法にこだわった品質が高く評価され、家庭用、外食産業、加工食品、一流料理店まで幅広く活用いただいている。これからもお客様の声に真摯に向き合い創造性と責任感をもって社会の発展に貢献できる企業を目指す」と述べている。招待客には、『マルホン胡麻油』ブランドの「太白胡麻油」や「太香胡麻油」、「圧搾純正胡麻油」などを様々に使用した、スペシャルフルコースが振る舞われた。また、『マルホン胡麻油』TVCMに出演している、俳優の町田啓太も登場して会場を大いに盛り上げ……

【伊藤忠食品「全国高等学校フードグランプリ主催」】

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伊藤忠食品主催、文部科学省、農林水産省など後援の「~未来を創る~ 第12回全国高等学校フードグランプリ」が11月1日に都内で開催された。食品の中間流通業を営む同社が主催する同グランプリは、高校生が地域の食材や食文化を活用し開発した商品を全国から募集、№1を決定する大会。今回は募集対象を「学校の活動(授業、部活動、課外研究など)での食品の商品開発を行う全国の高等学校」に拡大。これに伴い、大会目的を新たに「食を通じた地方創生と人材育成による食品市場の活性化」とし①地域の食材活用や食文化の認知拡大による地域活性化②地域に根差した食品の商品開発を行う高校生に向けた体験的な学習機会の提供③食に関心が高い地域・高校生との接点獲得、団体・企業の認知度向上とした価値の提供を目指し開催された。本選当日は、過去最高の41校65商品の応募から勝ち上がった6校6商品が、食文化を含めた地域の魅力や開発商品が地域社会にもたらす影響、商品開発への思い、流通を想定し工夫したことなどをプレゼンテーション。また、商品の試食販売ブースも設置された。グランプリとなる文部科学大臣賞には静岡県立沼津商業高等学校の「しずっ娘。」を選出。同品は沼津茶を使用した香り高い生地にミルク餡を組み合わせた和洋スイーツで、販売ブースでは午前中に完売するなど人気であった。表彰式では審査委員長を務める岡本均氏(伊藤忠食品社長)が「年々商品のレベルが上がり、審査員も選考が大変となる。沼津商業高校の『しずっ娘。』は食感、味、パッケージ、環境、そしてなにより地域をアピールしたい気持ち等で高校生らしい部分が非常に出ていた。皆さんの様な若い人が今後の食品流通を支えて……

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