食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙「中部飲食料新聞」を発行

中部飲食料新聞
「中部飲食料新聞」は食品・飲料・醸造業界を中心に全国配布する業界専門紙です。
密度の高い中部地区最強の飲料・食品・醸造業界の媒体であるとともに、近年は組織小売業と外食チェーンの全国拡大に伴い、関東圏や関西圏での購読が増加しています。
また、地元業界団体や協同組合の事務局を務め、地域食品流通の円滑な運営にも貢献しています。
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最新情報
【カゴメ「役員・社員一丸で店頭活動」】
カゴメは、8月5日発売の「カゴメトマトジュースプレミアム」のPRの一環として8月に役員・社員約550人が全国約300店舗のスーパーマーケットなどで店頭活動を実施した。この取組みは来店客に直接「カゴメトマトジュースプレミアム」の美味しさやこだわりを伝えるもので、同社のものづくりのこだわりの姿勢「畑は第一の工場」とした理念を伝える重要な機会として毎年実施している。8月10日にはカスミのフードスクエアバイユー江戸川店(東京都江戸川区)でカゴメ・山口聡社長、カスミ塚田英明社長、生産者のJA常総ひかり・堤隆代表理事組合長、JA全農いばらき・大和田晃県本部長が参加し、同品を訴求するとともに、使用している原料トマト「凛々子」を先着300人に笑顔で配布。11時の配布開始から30分足らずでなくなるなど盛況となった。カゴメ・山口社長は「『カゴメトマトジュースプレミアム』の店頭活動を昨年に続いて2年連続で実施でき、大変うれしく思う。今年もお客様に直接、農家の皆さまが丹精込めて育ててくださったトマトをお渡しすることができ感無量だった。農家の皆様が心を込めて作ったトマトのおいしさを、一人でも多くのお客様に味わっていただきたい………
【コカ・コーラ「『綾鷹』の展開を強化」】
カ・コーラシステムは、「綾鷹」と「おにぎり」を楽しむ夏のキャンペーンを8月18日から全国で開催している。同キャンペーンでは、今年春に続いて上白石萌歌が店主となって出演する「おにぎり食堂 綾鷹屋」の新CMを8月18日から全国放映しているほか、全国各地のご当地タレントが出演し、ご当地おにぎりと「綾鷹」とのおいしさを紹介するCMをエリア限定(愛知県は大前りょうすけが「天むす」を紹介)で順次放送している。また、全国各地のイベントで「おにぎり食堂 綾鷹屋」を限定出店(愛知県は9月13、14日に開催)するなど、地域の食文化や個性を取入れながら、「綾鷹」がどんなおにぎりにも合うことを訴求する。さらに10月5日まで、久世福商店厳選のおにぎりに合う具材とお米のセットなど先着50万名限定の必ずもらえるデジタルポイントプレゼント企画も実施し……
【国分グループ「万博でだし麺をアピール」】
国分グループは8月11~31日まで、2025年大阪・関西万博のORA外食パピリオン「宴~UTAGE~」に協賛出展。〝だし〟にこだわった麺メニューやNBメーカーのお茶漬けを一般来場者に販売、盛況となった。国分グループ本社は国産素材の〝だし〟のうまみが効いたラーメン「tabete だし麺」ブランドからドライ商品とチルド商品を各種発売。〈千葉県産はまぐりだし塩らーめん〉や〈北海道産帆立貝柱だし塩らーめん〉〈名古屋コーチン鶏塩白湯ラーメン〉〈三重県真鯛だし塩らーめん〉など全国のご当地素材をだしに使ったこだわり商品として幅広いチャネルで展開している。今回の万博への出展店舗では、この「だし麺」を使い、各種具材や暑い季節にうれしい〝氷だし〟をトッピングしたアレンジメニュー「特製だし氷 だし麺 千葉県はまぐりだし塩らーめん(冷)」「同 高知県産柚子だし塩らーめん(冷)」を1杯一二〇〇円で販売。またにんべん、ヤマキ、林久右衛門商店が協力のもと週替わりで冷し茶漬メニューも販売した。国分グループとして日本の素材からとった〝だし〟のうまみが効いた『だし麺』シリーズは、日本人のほか海外向け、インバウンド等にも支持される商品として大きな期待をかけ………
【明星食品「秋冬新商品を発表」】
明星食品は、「25年秋冬新商品説明会」を8月7日、本社で開催した。冒頭、豊留昭浩社長は「24年度の即席麺市場は、主要メーカーの価格改定からの回復などもあり、金額ベースで前年比6.7%増、さらに数量でも4.1%増と前年プラスで着地。25年4~6月もともにプラスを維持している」と説明。明星食品の売上収益を「過去5年間の推移を見ると、コロナ期での即席麺の価値再認識や需要拡大、『明星 チャルメラ』のホタテだしねり込み麺への改良をはじめ『全麺改良』は当社ならではの麺に関する高い技術力によるブランド価値の向上策、さらに消費の多様化に対応した『明星 五重塔戦略』により、前年プラスを更新中だ。また〝長い夏〟に対応した『春夏夏 汁なし麺拡大戦略』など、第1四半期実績は、売上収益で一一六億円の前年同期比8%増、コア営業利益で一三億円の28%増と2ケタ増で推移する」と説明した。近年、若年層を中心に支持を得る「汁なし」麺商材について豊留社長は「明星食品は『一平ちゃん夜店の焼そば』が今年4~6月の前年同期比で2ケタ増、『明星 ぶぶか油そば』が同5割増、さらに『明星 中華三昧 赤坂璃宮 涼麺』や『チャルメラ 油そば』も好調だ。当社の『汁なし』麺商品の販売構成比は43・2%と業界全体の17・4%(出典:インテージSRI+データ)に比べて圧倒的に多いのが特徴と……
【ポッカサッポロ「スープ戦略を発表」】
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、25年秋冬の「じっくりコトコト」カップスープ新商品説明会を8月19日に本社で開催した。カップ入りスープ市場は右肩上がりの成長を続けており、なかでも同社が昨年発売した「じっくりコトコトこんがりパン 超盛」は、通常品の2倍のパン量の入り「食事としての食べ応え」「満足感」のニーズに応える商品特性が受け入れられて市場の活性化に貢献、特に20~30代の男性の支持を獲得した。今秋は市場活性化を受けてじっくりコトコトこんがりパン 超盛」シリーズから〈燻製香じゃがいもポタージュ〉を新発売。じゃがいも(ポタージュ)は洋風フレーバーの人気上位であり、燻製の香りと黒胡椒をプラスしてじゃがいものおいしさを引きたて食欲をそそる味わいとし、2倍のパン量で食べ応えや満足感も高い。さらに同社オリジナル具材のパイを使用した「じっくりコトコト BISTRO仕立て デミグラススープ」を発売。ビストロで長時間煮込んだような濃厚なデミグラススープと相性の良いオリジナル具材のパイの食感が特徴となる。説明会ではマーケティング本部ブランドマネジメント部・佐々木恭子「じっくりコトコト」ブランド担当、研究開発本部商品開発研究所・池田暁仁スープ商品開発担当が新商品のコンセプトや特徴、カップスープの市場動向などを解説。佐々木氏は「昨年9月発売の2倍のパン量の『超盛』シリーズは食べ応えなどカップスープの未充足のニーズを捉えて独自のポジションを確立、米不足のなかで代替需要も掴んだ。一方でリピート率は高いがトライアルの獲得が課題であり、パッケージデザインのリニューアルと新フレーバー〈燻製香じゃがいもポタージュ〉を発売する。販促はTVCM含めてブランド全体を訴求……
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